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ビルクリーニングとハウスクリーニングの違いについて

一口に清掃業といっても職種はさまざまです。その中でビルクリーニングは業務を行うのに資格が必要な仕事であり、ある程度の専門性が求められます。ビルクリーニングの仕事内容や「ビルクリーニング技能士」資格について以下に解説します。

ビルクリーニングについて

ビルクリーニングとは、オフィスビルや百貨店、美術館など不特定多数の利用者が出入りする建築物を清掃する業務のことです。「建築物における衛生的環境の確保に関する法律(いわゆる「ビル管法」)」に規定のある一定の建物(特定建築物)に対し、日常清掃及び6ヶ月以内に一度の定期清掃を義務付けることで、多人数が利用する空間の環境を常に清潔に保つことができるのです。

大きな建築物となると所有者や店子が毎日掃除をするのは大変なので、多くの場合ビルクリーニングを専門とする業者に清掃業務が委託されているのが現状です。

ハウスクリーニングとビルクリーニングの違い

同じ「クリーニング」の名がつくハウスクリーニングですが、内容的にはビルクリーニングとかなり違います。

まずハウスクリーニングは個人宅が対象になります。一人での作業が可能ですが、ビルクリーニングは建物の規模的に複数人で行うことが一般的です。また、ビルクリーニングが人の出入りがない時間帯(深夜・早朝)にされるのに対し、ハウスクリーニングはむしろ日中、住人がいる中で行うことが多いです。

しかし、なんといっても一番の違いは法律の規制の有無です。特定建築物に一定の衛生基準を維持することを義務付けているビルクリーニングは、清掃内容や作業についてもある意味一義的に定められていますが、ハウスクリーニングは依頼者の要望にさえ応えられれば作業内容については問われません。「義務として基準を満たすために行う業務」と「家事支援のための業務」という違いがあるのです。そのため、ハウスクリーニング業を営むのに資格が求められることはありません。

ビルクリーニングに必要なビルクリーニング技能士とは

ビルクリーニング業自体は何らかの資格を所有していなくとも営むことができます。しかし、法律の基準を満たす適切な清掃を委託するのであれば、やはり信頼のおける業者に頼みたいもの。その信頼の目安になるのがビルクリーニング技能士という資格です。全国ビルメンテナンス協会が実施し、厚生労働省が認定する同資格は、所持することで一定の専門知識と技術を有することを証明する国家規格となっています。また、ビルクリーニング業の登録には清掃作業の監督を行える清掃作業監督者の資格保持者が必要です。清掃作業監督者の資格はビルクリーニング技能士の資格がないと原則的に受験することができません。

このようにビルクリーニング技能士はビルクリーニング業には欠かせないといっても過言ではありません。

ビルクリーニング技能士の取得方法

ビルクリーニング技能士資格には3級から1級まであります。試験は年に一回だけで、試験から合格発表までに数か月かかるため、自分の業務と照らし合わせながらしっかり予定を組んで準備をする必要があります。

試験は学科試験と実技試験の2種類です。最も簡単な3級はこれからビルクリーニング業務に従事しようとする人でも受けられますが、2級以上になると前段階の級を持っているか、相当の実務経験を有していないと受験資格がありません。

3級の場合、学科試験は真偽法25問のみで、実技試験は弾性床ドライパフ作業、ガラス面洗浄作業など3課題を行います。

2級以上になると、学科試験に択一法が加わります。実技は繊維系床汚れ取り作業など3課題のほかに、実技ペーパーテストが加わります。

1級の試験は2級取得後1年以上の実務経験、または5年以上の実務経験などがないと受けられない上級実務者と認められるためのものとなります。

合格率は上級になるほど低くなりますが、平均すると2015年度で50%となっています。

ビルクリーニング技能士の基礎級

ビルクリーニング技能士には「基礎級」という級があり、外国人技能実習生を対象に検定を行っています。清掃業界はニーズの増加に対し、常に人手不足状態であることから積極的に外国人労働力を受け入れたいところです。

基礎級は技能実習生のうち、技能実習号の修了予定者が受検資格を得ます。

実技試験と学科試験があり、試験は全て日本語で行われますが、基礎級の学科試験の日本語表記はひらがなとローマ字が用いられており、理解しやすくなっています。

なお技能実習号を修了すると、在留資格を「特定技能」に移行することができます。

清掃作業監督者とは

ビルの掃除は家の掃除とは違い、専門知識が必要となります。よって、清掃作業を監督する有資格者を登録することが法律により義務付けられています。そしてこの清掃作業を監督する人のことを、清掃作業監督者と言います。床などのクリーニングが主体の仕事のビル清掃に加えて、ライトの点検や交換などのメンテナンスも行うのが清掃作業監督者の仕事です。資格講習に合格し、修了証書を受け取ったのちに都道府県知事に登録すると、独立事業を始めることもできます。建築物清掃業に登録するには欠かせない資格です。

清掃作業監督者の取得方法

受講資格

清掃作業監督者は国家資格ですが、資格取得のために国家試験を受ける必要はなく、2日間の講習を受けることで資格を取得することができます。ただし、受講資格として「ビルクリーニング技能士」もしくは「建築物環境衛生管理技術者」の国家資格が必要です。

受講時間

2日間の受講の中に講義科目は3つあり、合わせて13時間の講義を行います。講義が終わったのちに行われる試験は1時間半であり、清掃作業監督者に関する講習時間はすべて合わせて14時間半となります。

資格の期限

資格自体に有効期限はありません。ただし、資格が知事登録される有効期限は6年となります。有効期限を延長したい場合には再講習を受ける必要があるので、独立事業を続けようと思っている人や知事登録され続けたい人などは忘れずに再講習を受けましょう。

清掃作業監督者の仕事内容

清掃作業監督者はビルメンテナンス会社に就職したのちに、仕事をオフィスビルなどの建物内で行うことになります。建物内の清掃が正しく行われるよう、作業員に指示を出したり、自らも仕事を行ったりと、ビル清掃員のトップとして監督を行います。なお、清掃作業監督者の仕事の需要としては、建築物の衛生的環境確保に関する法律で必要不可欠な存在となっている為需要がなくなることはありません。近年ではビルの衛生管理に必要な人材として清掃作業監督者を積極的に採用する清掃業者が増えています。

まとめ

ビルクリーニング業は日本の経済を支える重要な職業です。特定建築物の数が右肩上がりで増えていることを考えると今後一層の需要が見込まれます。しかし法的基準を満たす必要があるため、清掃の発注側が業者に求めるレベルも高くなります。ビルクリーニング技能士は業者としての信頼を得るための、いわば出発点となる資格といえます。また、雇用される場合においても同資格取得者は社員待遇となることが多いようです。清掃業に携わっている方、興味のある方は是非取得を検討してみて下さい。

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