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フランチャイズで成功する!
ハウスクリーニング独立開業の第一歩
フランチャイズで成功する!
ハウスクリーニング独立開業の第一歩
こちらでは、フランチャイズ本部を選ぶチェックポイントについて解説します。
フランチャイズ加盟する市場や業種を選んだら、次はどのフランチャイズ本部を選ぶかを決めなくてはなりません。
ここで失敗してしまうと、せっかく起業したのに早々に撤退するということにもなりかねません。
では、信用できるFC本部を選ぶにはどういうポイントをチェックすればいいのでしょうか?
まずは次にあげるチェックポイントを参考に、納得いくまで十分に検討するようにしましょう。
説明会などに参加するときにも、このポイントを忘れずにチェックしてください。
フランチャイズ契約は、本部が事前に用意した事業内容について合意する形で加盟店契約をしますが、長期の契約期間のことが多いので、内容を十分に理解したうえで契約をしないと、とても危険です。
自分だけで考えずに専門家や既に加盟している店に相談することも成功するためのポイントの1つでしょう。
昭和48年9月29日に施行された「中小小売商業振興法」では「情報の開示」が定められていますが、これは安全な契約をするために是非利用すべきものです。
小売・飲食のフランチャイズチェーンは加盟希望者に対して事業概要や契約内容などの情報を契約締結前に書面で示して説明することが義務付けられています。
事前開示項目は22項目にわたり、最近のFC契約の高度・複雑化や、それに伴うトラブル増加をもとにした詳細なものとなっています。
契約時に不明点がある場合は十分に理解できるまでフランチャイズ本部に確認するようにしましょう。
以下の項目は、フランチャイズ本部が契約の事前に必ず開示しなくてはならない情報ですので、必ず確認しましょう。
経験がない方なら、特にフランチャイズ本部から充実したサポートが受けられるかどうかは大切です。
以下のポイントを確認しましょう。
ハウスクリーニングはプロならではのハウスクリーニングの技術、知識を提供するサービスなので、まずハウスクリーニングの研修は欠かせません。
ハウスクリーニングでは、エアコン、レンジフードを分解して内部を掃除する、ムラの無い完璧なワックス掛け、掃除だけではなく、除菌、コーティングなど、さまざまな技術が必要です。経験のない方の場合、技術を身につけるまで、充分な研修期間が必要です。
こうしたハウスクリーニングの専門的な技術、知識の研究は十分か、実際にお客様の元に訪れてハウスクリーニングの経験ができるか。
また、経営のための知識、従業員育成のノウハウを学べるかを確認しましょう。接客経験があまりない方の場合、接客マナーの研修も大切なので、気になる方は合わせてチェックしましょう。
開業後の宣伝、広報活動は欠かせませんが、それは自分で行うのは難しい場合が多いです。
資金力のある大手フランチャイズの場合は、テレビCM、雑誌掲載などで、既に知名度が高いので、その名前を掲げるだけである程度集客が見込めます。
また、そうした本部の場合は、インターネット上のWEBサイトも開業と同時に作ってくれます。大手の場合、各店舗のページとリンクしていますので、大変有利です。
他にもチラシ、カタログ、看板車両など宣伝媒体があり、この点では大手フランチャイズが圧倒的に有利と言えるでしょう。
大手フランチャイズの場合、多くの企業と業務提携を行なっているため、その関係から仕事が得やすい場合も。福利厚生の一環となっているケースもあります。
ハウスクリーニングのプロとしての技術、知識だけではなく、経営者としての知識、事業計画を建てなくてはいけないのが独立経営です。
しかし、自分1人では難しい方がほとんどではないでしょうか。
ハウスクリーニングフランチャイズの経営を熟知した担当者が事業計画、細かいサービスの内容、活動についてプランニングを手伝ってくれると助かります。
営業活動は欠かせませんが、お客様への提案の仕方、受注方法を学ぶために同行し、アドバイスしてもらえると安心でしょう。現場の実際の作業時にも同行してくれれば心強いですね。
こうした、未経験でも不安なく開業できるサポートが可能かどうかは、特に独立開業経験がない、営業経験がない、ハウスクリーニングの就業経験がない方には重要ですよね。
また開業後に他のオーナーと交流する場があると、有益な情報交換ができますので、そういう場を設けているかも大切です。
店舗のサポート管理をしている本部スタッフはフットワークが軽く、きめ細かいサポートしてくれるのが理想的。
これを満たすには、担当店舗を抱えすぎているという状況はよくありません。担当店舗数が多ければ、それだけ1つ1つの店舗に目が行き届かず、的確なサポートも受けられない可能性があるからです。
未経験での開業の場合は、スタッフの体制はどうなっているか、具体的にミーティングや同行などはどの程度してもらえるのかなど、加盟する前に聞いておくようにしましょう。
また、実際に加盟店のオーナーとして仕事をしている方に、どのようなサポートが受けられているか尋ねてみるのも良いですね。
そうした機会を設けてくれる本部であるかどうか、それもサポート力を測る重要なポイントと言えます。
加盟をしようと考えるフランチャイズ本部を決めたら、フランチャイズ説明会に参加しましょう。
加盟するにあたっての事細かい説明をしてくれる場になります。
加盟する側の人間にとっては、本部の考え方を始め冒頭で解説した“フランチャイズ本部を選ぶ時のチェックポイント”を明確にするチャンスでもあります。
これも踏まえて、確認しておくべきポイント4つを紹介しましょう。
最初のチェックポイントは、初期費用についての説明がしっかりとなされているか?という点。ここでいう「しっかり」とは数字で説明をしてくれるかどうかです。
たとえば、とあるフランチャイズ本部では「初期費用は加盟料を含め100万円です」という説明に対し、別のフランチャイズ本部では「初期費用は100万円で、詳しい内訳は表を参考にして下さい」という説明があったとします。
当然、加盟をする側にとっては情報量が多い後者の方が、安心できますよね。また、場合によっては追加費用が発生する場合もありますので、説明会では初期費用以外の追加費用の説明、そしてその金額と内訳の提示があるかどうかも注意してみましょう。
ハウスクリーニングのフランチャイズに加盟をしたとしても、当然ながら必ずしも成功するわけではありません。
場合によっては、どうしても赤字を出してしまうケースはあるわけです。 これがビジネスの難しさではありますが、このようなデメリットについて同様に加盟前にしっかりと説明をしているかというのも重要なチェックポイントです。
例えば、フランチャイズのデメリットである以下の要項について詳しい説明があるか注意してみましょう。
加盟店としてリスクへの対応についての説明があるかという点をチェックしましょう。
フランチャイズ契約の締結にあたっては、加盟金・保証金・ロイヤリティなどさまざまな名目の金銭を本部に支払います。
中には、返還されるタイプの支払金も。例えば、保証金は債務の担保をするために支払うものなので、契約終了時に債務がなければ返還されます。未払いがあった場合は保証金から相当額を回収できますが、回収できる債務の範囲は当事者同士の契約で決めるのです。このときに契約書をしっかり読んでいないと、いつのまにか保証金で回収されていて、返還額が減ってしまった…という事態にもなりかねません。支払う金銭が契約上どう扱われているのかを把握し、疑問があれば詳細な説明を求めましょう。
フランチャイズ契約の締結にあたって、フランチャイジーは「加盟金」を支払うのが一般的です。契約金、入会金、イニシャル・フィーとも呼ばれています。契約当初に支払う加盟金は、フランチャイジーのために行う事前調査や研修、開業支援の対価です。基本的に、加盟金が返還されることはありません。
加盟金とは別に、保証金を設定しているフランチャイズ本部もあります。 保証金は、フランチャイズ契約期間中に負う債務を担保するための預り金です。債務の不履行なしでフランチャイズ契約が終了すれば保証金は返還されます。例えば、契約終了時にロイヤリティの未払いがあった場合、保証金から差し引かれ、残りの金額が返還される仕組みです。債務の回収範囲は契約で決められるので、保証金の扱いがどうなっているのか、契約書をチェックしておきましょう。
のれんや商標などの使用、フランチャイザーから定期的に受けるノウハウや教育の対価として支払うのがロイヤリティです。会費、チェーン費、チャージ料と呼ばれることもあります。ロイヤリティは売上高に対する歩合(一定の割合)や店舗面積など、さまざまな方法で算出されます。算出方法こそ違うもののロイヤリティに金額の変動はなく、毎月一定額を支払うのが普通です。
加盟申込金とは、申込時に支払う金銭のことです。すべてのフランチャイズ本部で加盟申込金が必要となるわけではありませんが、正式な契約を交わす前に、予約金として徴収されることがあります。 契約が成立すると、調査に要した費用を一部引いて、残りは加盟金に充当されます。
他にも、任意あるいは不定期に支払うタイプの金銭があります。例えば、研修会、リース、会計事務代行、販売促進の支援など、フランチャイザーが提供するサービスの対価として支払う金銭です。もしこのようなサービスに金銭を支払う必要がある場合は、詳しいサービス内容や、あらかじめどれくらいかかるのか把握しておきましょう。
加盟店の立場からすれば利益が一番気になるところですよね。説明会では、この部分を明確にしているかどうかもポイントになってきます。しかし、注意したい点は「年間1,000万円稼ぐことも夢ではありません!」という何の具体性もなく感情に訴えかけるような説明をする場合。
説明会では、成功している収益モデルや失敗している収益モデルを紹介し、経営の参考になるような話をされているかに注目しましょう。具体的な収益モデルを掲載しているフランチャイズ本部の公式サイトもあるので、事前にチェックしてみましょう。
説明会に参加してみて良い印象を抱いたか、悪い印象を抱いたかを主観的に、直感的に判断することも重要です。
ビジネスの世界では、精神論も成功への重要な要素になりますよね。おそらく、はじめから良い印象を抱けないようなフランチャイズ本部とは長い付き合いが期待できないかもしれません。
悪い印象が残ってしまった場合には、焦らず大きな視点で別の策を検討しましょう。
フランチャイズ加盟を決めた後、フランチャイズ本部の決定も重要です。
個々の本部の特徴や開業資金、サポート体制など、広い範囲でチェックし、利益を得ながら長く経営していける本部を見つけることがとても重要です。
まずは「無理なく開業することができる」こと、また「良いところだけではなくリスクについてもきちんと説明してくれる」ところを選ぶのは基本。
そして、1つ1つの加盟店へのサポート体制が充実している本部を選ぶことで、フランチャイズ加盟が初めてという人でも安心して開業し、運営できると思います。
また安易に契約してしまうのではなく、専門家や加盟しているお店に相談するなど、説明を聞いた後もしっかり熟考し、納得のいく本部と契約すること。
ここでご紹介したチェックポイントなどを参考に、目先のメリットや収益だけにとらわれず、広い範囲で考えてここだと思える本部を見つけてください。