ハウスクリーニングに必要な資格や準備など

こちらではハウスクリーニングを開業するために必要なことについて解説します。

ハウスクリーニングを独立開業するのに資格は必要なし

ハウスクリーニングを開業するのに特別な資格は必要ありません。基本的に、誰でも独立開業することができます。しかし、どんなに技術があっても信頼と収入を得るのは簡単なことではありません。そこで大切となるのが資格です。せっかく開業したのに思ったとおりにならなかった…ということが起こらないようにしっかりと準備をしましょう。ハウクリーニングで開業するのであれば、2つの方法をオススメします。

  • フランチャイズで独立開業
  • ハウスクリーニングの資格を取得して個人で独立開業

フランチャイズなら、研修やサポートがあるので、資格がなくても開業できます。しかし、ロイヤリティという毎月の支払が発生します。一方個人で独立する場合、ロイヤリティは発生しませんが知名度・信頼を獲得するのは難しいものです。

どちらの開業方法にせよ、資格を取れば技術や知識だけでなく、信頼を得られるので不安なく開業できるでしょう。

フランチャイズなら資格が無くても開業可能!

開業前に2週間程度の研修をしてくれるフランチャイズ本部。店舗に名前を貸すため、清掃や接客のスキルを一定に保てるようにサポートしてくれます。いままでお掃除を仕事にしたことが無かった方や自分のスキルに自信がない方でも、プロのお掃除屋さんとして育成してくれるのです。今までの実績をもとに効率の良い掃除方法を教えてくれるので、資格を取って個人で開業する独立方法と比べると手間がかかりません。

また、ハウスクリーニング業界で独立開業する場合、お掃除の技術があっても信頼と収入を得るのは難しいもの。ハウスクリーニングは知らない人の家で作業をするため、「盗みをしない」「家財を壊さない」などの信頼がないといけません。独立開業だと、今までの経歴がないため信頼を得にくい状態からのスタートなのです。一方、フランチャイズは名前が広く知れ渡っており、別店舗での実績もあるため、信頼と収入が得やすくなっています。しかしサポート料金や名前の使用料としてロイヤリティが毎月発生。

フランチャイズ本部によってロイヤリティの料金や、研修・サポート内容は異なってきます。会社選びを慎重することが開業の成功ポイントと言えるでしょう。

フランチャイズの選び方のポイントとして、以下の3つのポイントがあります。

  • ロイヤリティ
  • 開業資金
  • サポート
  • 知名度

お掃除・接客・経営スキルを磨いてくれるサポートは大切ですが、ロイヤリティ・開業資金が高すぎると開業・経営ハードルが高くなってしまいます。全体的なバランスや、自分に合ったフランチャイズを選ぶのがおすすめです。

サポートが充実しているハウスクリーニングフランチャイズ3選

資格を取らなくてもプロのお掃除屋として働けるおすすめのフランチャイズを紹介します。またサポート面だけでなく、ロイヤリティ・初期費用についても注目してください。

最短45日の研修:おそうじ革命

  • ロイヤリティ:86,400円/月
  • 開業資金:279.7万円
  • サポート:45日間の研修

一般的に研修は2週間程度ですが、おそうじ革命では最短でも45日。研修期間が長い理由は、お掃除だけでなくマーケティング・営業にも力を入れているからです。「そうじできる商売人を育てる」を理念にオーナー育成をしているのが、おそうじ革命の魅力です。

お掃除にかんしては、洗剤や汚れ、エアコンについて座学で学び、実践するという流れです。頭で学び実践することで、身につかせていきます。また、研修中には現場に出て実技を行う訓練も。開業後、雰囲気に緊張せず対応できようにしてくれます。

「オーナーをやるのも、お掃除の仕事をやるのもはじめて」という方には、至れり尽くせりな環境でしょう。

本部取引先案件でノウハウを身に付ける:ハウスコンシェルジュ

  • ロイヤリティ:32,400円/月
  • 開業資金:197.4万円
  • サポート:研修後、現場で実践ができる

ハウスクリーニングの基礎技術を5日間で学べるハウスコンシェルジュ。短期間で集中的に技術を身に付けられるのは、研修が少人数制だからです。他の大手ハウスクリーニングフランチャイズと比べて少ない人数で受けるため、細かいところまで見てくれます。座学だけでなく、実際にお掃除しながら学べるのも効率よく身に付けられるポイント。

研修後には現場に出て、実施研修もあります。オーナー未経験の方が開業しても、1人でやっていけるように事前の準備を万全にしてくれるそうです。

開業直後は、空室清掃をします。本部の方が同行し現場でもアドバイスをしてくれるので、コツを掴めますよ。

開業後も定期的に研修:おそうじ本舗

  • ロイヤリティ:86,400円/月
  • 開業資金:279.7万円
  • サポート:45日間の研修

知名度が高いおそうじ本舗。14日間の研修を受け、研修内容が身についているのかを修了審査で確かめてから開業します。「自信がない…」と思う方は再研修も可能。二度目の研修費は無料なので気軽に学びなおせるのが嬉しいポイントです。開業後も定期的に研修があるため、お掃除スキルを磨き続けたいと思う方にもぴったり。

研修内容は、お掃除だけでなく経営・営業も学べます。リピート率と紹介率は収入に大きく影響するもの。そのノウハウを身に付けられるのは大きいでしょう。

ハウスクリーニングの資格を取るなら

ハウスクリーニングの資格、検定はさまざまな種類がありますが、中でも代表的なのは公益社団法人「全国ハウスクリーニング協会」が実施しているハウスクリーニング技能検定です。

合格すると、国家資格「ハウスクリーニング技能士」の資格を取得できます。国家資格のため、顧客の信頼を得やすい資格と言えるでしょう。では、「ハウスクリーニング技能士」の資格を取るには、どのようにしたら良いのでしょうか。以下に表でまとめてみました。

一般の場合

事項 内容
試験内容
  • 学科試験:50問(60分)
  • 実技:7課題(レンジフード洗浄/ダイニングチェアクリーニング/ステンレスの油汚れ落とし/五徳の汚れ落とし/ビニルクロスの汚れ落とし/磁器タイルの汚れ落とし/フローリング床のキズ補修)
合否基準
  • 学科試験:加点法・満点の60%以上
  • 実技試験:減点法。各課題の配点60%以上
受験手数料
  • 学科試験:8,900円
  • 実技試験:29,900円
受験申請手続き 紙面申請、もしくは電子申請
受験資格 実務経験3年以上

試験免除の場合

免除の範囲 対象者
学科試験の全部
  • ハウスクリーニング職種技能検定の学科試験に合格した方
  • ハウスクリーニングに係る短期過程の職業訓練で行われた修了試験に合格し、訓練を終了した方(公益社団法人全国ハウスクリーニング協会が認めた試験限定)
実技試験の全部
  • ハウスクリーニング職種技能検定の実技試験に合格した方
  • ハウスクリーニング職種技能検定に係る指定試験機関技能検定委員の職(実技試験)を2年以上務めた方
学科試験及び
実技試験の全部
ハウスクリーニング技能検定に係る指定試験機関技能検定委員の職(問題作成)を2年以上務めた方

「ハウスクリーニング技能士」の資格を取得すると、合格者のみを対象とした研修会に参加できます。技術の向上を目的とした研修会は、27年度より毎年開催。ハウスクリーニングの知識だけでなく、マーケティングや人材育成なども教えてもらえます。また、名刺交換会も研修会の中に組み込まれており、他の技能士と情報交換することが可能です。

資格を取るメリットはあるものの、ハウスクリーニング技能士と認められるには、最短でも2年が必要となります。遠回りと感じるか、近道と感じるかはそれぞれでしょう。自身に合ったやり方で開業することをオススメします。

資格をとるメリット

資格を取れば相談もできる

ハウスクリーニング士とは特定非営利法人日本ハウスクリーニング協会が認定する資格のひとつです。

ハウスクリーニング士を取得するメリットは、ハウスクリーニング事業に携わっていくうえで必要な知識を習得できることと、キャリアのある講師たちから開業や独立に関する相談に乗ってもらえることが挙げられます。ハウスクリーニングは頑張り次第で一人でも起業できる仕事です。ですが、それゆえにどう経営していけばよいか不安がつきまといます。

また、宣伝や営業方法など、未経験者では戸惑ってしまうような局面もたくさんありますがメディア取材経験もある協会がサポートしてくれるので心配ありません。必用な人にはホームページも作成してくれます。仕事の依頼の半分はインターネットから入ってくる時代。ビジネススクールを受講すれば、ホームページの作成も手助けしてくれるでしょう。

日本ハウスクリーニング協会では、新しく開業を目指す人々を丁寧にサポートしてくれます。

新しい資格を得るチャンスも

さらにハウスクリーニング士2級の資格を取得できれば、消臭クリーンアドバイザーとしての研修を受講することもできるように。この消臭クリーンアドバイザーの講習では、消臭に関する知識を得られ、ハウスクリーニングの幅を広げられるのです。

収納清掃講座も実施

日本ハウスクリーニング協会では収納清掃講座を開催しています。また日本家事代行協会では女性が独立、創業するための支援講座を開催しているので有効に活用しましょう。衣服の整理収納や清掃などを基礎から学び、プロとしての知識を養っていくことにより自己レベルの成長を手助けしてくれるのが嬉しいポイントです。

整理収納清掃コーディネーターは3級から1級まで存在し、1級では実技実習を含む講習が行われます。講習を受講することにより一般的な家事とは差別化して、より快適な生活環境を維持するためのコーディネーターとしての知識を習得していきます。

家事代行アドバイザーも取得

また、ハウスクリーニング事業の枠を広げる「家事代行業務」についても講座が開催されています。こちらの講座は一般社団法人日本家事代行協会が開催しています。家事代行の資格は「家事代行アドバイザー」として3級から1級に分けられています。この資格を取得していれば、清掃だけでなく家事全般をサポートするアドバイザーとして、事業展開を可能とし活躍の幅を増やすことができるのです。

家事代行アドバイザーの資格は3級のみ受講することもできますし、2級と3級を同時に受講することもできます。

女性の起業もサポート

日本家事代行協会では「家事代行オーナー研修」という、女性の起業を支援する講座があります。家事代行サービスはテレビ・新聞などのマスメディアで取り上げられたことにより、業界成長は著しい発展を遂げています。そのためにも社会進出に不安を抱える主婦やシングルマザーも安心して起業について学ぶことができるように、家事代行オーナー研修では売上換算法や集客法、スタッフ育成の助成金活用法についても教えてくれます。

ハウスクリーニング協会だけでなく、家事代行協会も上手に活用していけばハウスクリーニング事業をスムーズに運営することもできるようになるでしょう。

開業の準備と注意点

【1】事業計画をたてる

一口にハウスクリーニングといっても色々なタイプがあります。

日常的な掃除や後片付け等を中心とした家事代行型か、エアコンの掃除など専門技術を必要とする技術専門型か、など提供するサービスのタイプや、経営資源、競合事業者、見込み客数などについても十分に検討し、事業計画をたてる必要があります。

一般的なハウスクリーニング作業は以下のような流れになります。

  1. 費用の見積もり
  2. 作業の手配
  3. クリーニング
  4. 消毒殺菌、汚れ再付着防止、表面保護膜、カビ防止加工などの保護仕上げ
  5. 定期清掃、日常メンテナンスに関するアドバイスなどのアフターケア

【2】営業上の注意点

比較的簡単に開業できるので競合が多く、競合他社といかに差別化できるかが重要です。また、常日頃、誠実な仕事をして良い口コミを増やし、固定客を確保することも大事です。

  1. 顧客の信頼を獲得する
    1. 従業員も十分なクリーニング知識を修得している
    2. 従業員のモラルが高い
    3. 物損など事故の損害賠償などの対応が良い
  2. サ-ビスの差別化
    1. 清掃技術が高く、調度品や家具に対してきめ細かな配慮を払っている
    2. 独自技術やノウハウを持っている
  3. 付加的なサービス
    1. 洗濯、料理などの家事代行もする
  4. 営業活動
    1. 引越業者や不動産業者などと提携がある
    2. 割引券や無料券などを発行している
    3. ポスティング、折り込みチラシなどで効果的なPRを行っている

【3】FCへの加盟

ハウスクリーニングの場合、FC加盟のメリットがとても大きいです。本部のブランドイメージ、経営ノウハウ、教育・研修を利用でき、未経験者でも起業が可能です。

しかし、加盟金やロイヤリティが必要であり、売上も保証されるわけではないので、本部の経営状態、加盟金、ロイヤリティ、サポート体制などを十分に見極めて加盟する必要があります。

ランニングコストとして大きなものは人件費、ロイヤリティ、資機材などの材料消耗品費ですが、ロイヤリティの金額や算出方法はフランチャイズによって大きく異なり、資機材の入手方法や価格の指定も、他から仕入れるのと自社製品を使う場合とで異なってきますので、加盟前にしっかり調べておきましょう。

おすすめのハウスクリーニングFC3選
ハウスコンシェルジュ
ハウスコンシェルジュ ロゴ
初期費用 197.4万円
ロイヤリティ 32,400円/月
おそうじ革命
おそうじ革命 ロゴ
初期費用 213.8万円
ロイヤリティ 86,400円/月
おそうじ本舗
おそうじ本舗 ロゴ
初期費用 279.72万円
ロイヤリティ 86,400円/月
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