ハウスクリーニングに必要な資格や準備など

こちらではハウスクリーニングを開業するために必要なことについて解説します。

ハウスクリーニングを独立開業するのに資格は必要?

ハウスクリーニングを開業するのに特別な資格は必要ありません。基本的に、誰でも独立開業することができます。しかし、どんなに技術があっても信頼と収入を得るのは簡単なことではありません。そこで大切となるのが資格です。せっかく開業したのに思ったとおりにならなかった…ということが起こらないようにしっかりと準備をしましょう。ハウクリーニングで開業するのであれば、2つの方法をオススメします。

  • フランチャイズで独立開業
  • ハウスクリーニングの資格を取得して個人で独立開業

フランチャイズは研修制度やサポートがしっかりしているので、安心して開業できます。しかし、ロイヤリティが発生するので、会社選びは見極めが大事です。個人で独立開業する場合にはフランチャイズのように知名度をすぐに獲得するのは難しいですが、毎月の売り上げからロイヤリティを取られることもありません。開業方法はどちらにせよ、資格を取れば技術や知識だけでなく、信頼も得やすいので安心して開業できるでしょう。

ハウスクリーニングの資格

ハウスクリーニングの資格、検定はさまざまな種類がありますが、中でも代表的なのは公益社団法人「全国ハウスクリーニング協会」が実施しているハウスクリーニング技能検定です。

合格すると、国家資格「ハウスクリーニング技能士」の資格を取得できます。国家資格のため、顧客の信頼を得やすい資格と言えるでしょう。では、「ハウスクリーニング技能士」の資格を取るには、どのようにしたら良いのでしょうか。以下に表でまとめてみました。

一般の場合

事項 内容
試験内容
  • 学科試験:50問(60分)
  • 実技:7課題(レンジフード洗浄/ダイニングチェアクリーニング/ステンレスの油汚れ落とし/五徳の汚れ落とし/ビニルクロスの汚れ落とし/磁器タイルの汚れ落とし/フローリング床のキズ補修)
合否基準
  • 学科試験:加点法・満点の60%以上
  • 実技試験:減点法。各課題の配点60%以上
受験手数料
  • 学科試験:8,900円
  • 実技試験:29,900円
受験申請手続き 紙面申請、もしくは電子申請
受験資格 実務経験3年以上

 

試験免除の場合

免除の範囲 対象者
学科試験の全部
  • ハウスクリーニング職種技能検定の学科試験に合格した方
  • ハウスクリーニングに係る短期過程の職業訓練で行われた修了試験に合格し、訓練を終了した方(公益社団法人全国ハウスクリーニング協会が認めた試験限定)
実技試験の全部
  • ハウスクリーニング職種技能検定の実技試験に合格した方
  • ハウスクリーニング職種技能検定に係る指定試験機関技能検定委員の職(実技試験)を2年以上務めた方
学科試験及び
実技試験の全部
ハウスクリーニング技能検定に係る指定試験機関技能検定委員の職(問題作成)を2年以上務めた方

「ハウスクリーニング技能士」の資格を取得すると、合格者のみを対象とした研修会に参加できます。技術の向上を目的とした研修会は、27年度より毎年開催。ハウスクリーニングの知識だけでなく、マーケティングや人材育成なども教えてもらえます。また、名刺交換会も研修会の中に組み込まれており、他の技能士と情報交換することが可能です。

資格を取るメリットはあるものの、ハウスクリーニング技能士と認められるには、最短でも2年が必要となります。遠回りと感じるか、近道と感じるかはそれぞれでしょう。自身に合ったやり方で開業することをオススメします。

開業に必要な手続き

開業に必要な資格や許可は不要ですが、顧客が法人の場合は請負や業務委託の契約を明確にして人材派遣とみなされないようにしておかなければなりません。

開業の準備と注意点

【1】事業計画をたてる

一口にハウスクリーニングといっても色々なタイプがあります。

日常的な掃除や後片付け等を中心とした家事代行型か、エアコンの掃除など専門技術を必要とする技術専門型か、など提供するサービスのタイプや、経営資源、競合事業者、見込み客数などについても十分に検討し、事業計画をたてる必要があります。

一般的なハウスクリーニング作業は以下のような流れになります。

  1. 費用の見積もり
  2. 作業の手配
  3. クリーニング
  4. 消毒殺菌、汚れ再付着防止、表面保護膜、カビ防止加工などの保護仕上げ
  5. 定期清掃、日常メンテナンスに関するアドバイスなどのアフターケア

【2】営業上の注意点

比較的簡単に開業できるので競合が多く、競合他社といかに差別化できるかが重要です。また、常日頃、誠実な仕事をして良い口コミを増やし、固定客を確保することも大事です。

  1. 顧客の信頼を獲得する
    1. 従業員も十分なクリーニング知識を修得している
    2. 従業員のモラルが高い
    3. 物損など事故の損害賠償などの対応が良い
  2. サ-ビスの差別化
    1. 清掃技術が高く、調度品や家具に対してきめ細かな配慮を払っている
    2. 独自技術やノウハウを持っている
  3. 付加的なサービス
    1. 洗濯、料理などの家事代行もする
  4. 営業活動
    1. 引越業者や不動産業者などと提携がある
    2. 割引券や無料券などを発行している
    3. ポスティング、折り込みチラシなどで効果的なPRを行っている

【3】FCへの加盟

ハウスクリーニングの場合、FC加盟のメリットがとても大きいです。本部のブランドイメージ、経営ノウハウ、教育・研修を利用でき、未経験者でも起業が可能です。

しかし、加盟金やロイヤリティが必要であり、売上も保証されるわけではないので、本部の経営状態、加盟金、ロイヤリティ、サポート体制などを十分に見極めて加盟する必要があります。

ランニングコストとして大きなものは人件費、ロイヤリティ、資機材などの材料消耗品費ですが、ロイヤリティの金額や算出方法はフランチャイズによって大きく異なり、資機材の入手方法や価格の指定も、他から仕入れるのと自社製品を使う場合とで異なってきますので、加盟前にしっかり調べておきましょう。

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