開業資金について

こちらでは、FCに加盟した場合と完全自営の場合の開業資金を比較しました。低資金でハウスクリーニングを独立開業できるのどちらでしょうか?また、低資金であれば独立開業は成功するのでしょうか?開業する前の注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ハウスクリーニングをFC加盟で開業する場合の開業資金

開業に必要な資金や加盟金、運用コストはフランチャイズによって異なりますが、2つのFCの例についてご紹介します。

フランチャイズAでの開業に必要な資金の例

  • 契約条件
    • 対象者:20際~65際位まで、学歴、性別不問、(普通自動車免許)
    • 契約期間:1年
    • 開業地:全国
  • 開業資金
    • 加盟金:900,000円(税別)
    • 保証金:300,000円(税別)
    • 資材費:~650,000円(税別)
    • 合計 1,974,000円(税別)
  • ロイヤリティ(毎月)
    • 30,000円(税別)
  • その他経費
    • ロイヤリティ以外に広告費がかかる場合あり

フランチャイズBでの開業に必要な資金の例

  • 契約条件
    • 対象者:個人、法人、清掃業、未経験者、2名専従、元気で独立心旺盛な方(要普通自動車免許)
    • 契約期間:2年
    • 開業地:全国
  • 開業資金
    • 加盟金:700,000円(税抜)
    • 教育費:300,000円(税別)
    • 資機材費:1,500,000円(税抜)
    • 合計 2,500,000円(税抜)
  • ロイヤリティ(毎月)
    • 月売上高の6%
  • その他経費
    • 車輌費:約 800,000円
    • 必要備品費(パソコン、FAXなど):約500,000円
    • 研修中の宿泊費:実費
    • 合計 約1,300,000円(税抜)

AとBを見分けるポイントは?

フランチャイズAとフランチャイズB、どちらも開業地は全国と広い範囲で契約していますが、必要な資金についていくつか違いがあります。

加盟金はフランチャイズBのほうが200,000円安いですが、全体的に比較するとフランチャイズAのほうが安いことが分かります。しかし、フランチャイズBは契約期間がフランチャイズAよりも1年長く設定されているため、2年以上契約するとなればフランチャイズBのほうが安いということが分かります。

また、ロイヤリティはフランチャイズAの場合だと月に30,000円ですが、フランチャイズBでは月の売上高の6%と売り上げによって払うべき金額が変動。ロイヤリティ以外にも広告費や研修時の宿泊費など、加盟金以外にかかる費用があります。ただし、広告費や宿泊にかかる実費などは詳しく記載されていないので、予算を決めるためにも一度会社に確認しておいたほうが良いでしょう。

対象者はどちらも普通自動車免許が必要となります。ハウスクリーニングという職業上、移動手段として車を利用する必要があるからです。フランチャイズAでは20歳~65歳の方が対象となっており、学歴や性別は問われていません。一方のフランチャイズBでは年齢制限に関して記載はありませんでしたが、未経験の方でも加盟が可能と明記されています。ただし、社員のうち2名はハウスクリーニングだけに従事しなければならないという条件付きです。

ハウスクリーニングを完全自営で独立開業する場合の開業資金

ハウスクリーニングを完全自営で開業したい方にはハウスクリーニングのビジネススクールもあります。

スクールのハウスクリーニング士開業コースを修了するとハウスクリーニング士認定証が授与され、親組織であるクリーニング協会の一員として開業することができ、フランチャイズのような加盟料やロイヤリティは不要です。

完全自営での開業に必要な資金の例

  • 受講料:150,000円(税別)
  • ハウスクリーニング資材:約150,000円
  • エアコンクリーニング資材:約120,000円

初期費用は自営より高いが開業後サポートのあるFC加盟がおすすめ

完全自営に比べるとフランチャイズ加盟の場合は確かに開業資金がかかりますし、ロイヤリティも必要となります。

しかし、完全自営の場合は何もかも自分で考えてやらなければならず、洗剤や機材、車両費、通信費、人件費など、こまごまとした消耗費用が都度発生しているのです。 経営に行き詰まったり困ったことがあったりした場合は自分で解決しなければなりませんが、フランチャイズに加盟していれば新しい技術やノウハウを随時提供してもらえますし、経営上の問題に行き当たっても本部からのサポートがあります。

さらに、まとまった広告宣伝媒体が確保されているFCと異なり、完全自営は広告宣伝費を賄う必要があるため、集客のために費用を割く可能性があります。一方FCは事業にかかる設備、機材や広告の様式がまとまっているため、自前で用意する必要がありません。

FCに加盟することにより、開業後のコストが大幅に削減されるため、開業後利益を得ると投資額がきちんと戻る計算になります。長期的に継続して利益を得たい場合、開業後のサポートが充実しているFCに加盟しておくのがオススメです。

【おさらいコラム】開業する際の注意点

資金不足に陥ると、独立開業を成功させるのは非常に困難です。必要な投資を見極めて、しっかりと開業資金をプランニングしましょう。開業成功のカギを握る注意点をまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

サービスの品質低下に繋がる、無理なコストダウンはNG

ハウスクリーニング業においてホウキや洗剤、ワックスは重要な商売道具です。コストばかりを気にして品質を無視すると、ハウスクリーニング自体のクオリティ低下に繋がってしまいます。クレームの原因になり得ますし、リピーターも獲得できません。

おすすめは、品質の良い掃除道具を低価格で提供してくれるFCに加盟すること。機会があれば、先輩オーナーからアドバイスをもらうのも良いでしょう。

完全自営の場合は安易に大量仕入れを行なわず、まずは品質を試してみるのが◎です。

必要なものを見極めて安易に資金を投資しない

開業当初は無理な設備投資をせず、経営が軌道に乗るのを待ちましょう。必要なものにだけしっかり投資することで、開業直後の資金不足を回避できます。

とくに完全自営の場合は顧客ゼロの状態からスタートするため、開業直後の売り上げにはあまり期待できません。自宅を事務所として使用する、備品は中古を購入するなど、資金削減の工夫も大切です。

集客のために広告費宣伝費も計算にいれる

FCに加盟したら顧客や仕事を紹介してもらえるので、広告宣伝費の負担はほとんどありません。紹介料の金額だけ、しっかり確認しておいてくださいね。

完全自営の場合は、顧客獲得が開業後最初の課題です。インターネットやフリーペーパーなどを利用して知名度を伸ばさなくてはなりません。広告宣伝費として20万円程度見積もっておくと良いでしょう。

FCに加盟する場合は必要資金の詳細を把握する

フランチャイズ契約を結んでFCに加盟する場合、加盟金や保証金、ロイヤリティといった費用を支払います。ですが、なぜ費用を支払わなくてはならないのか、曖昧にしか知らない…という方も多いのではないでしょうか。

資金の詳細をきちんと把握しておけば、「返還されると思っていたお金が返ってこない」「説明よりも高額な開業資金を請求された」といったトラブルを回避できます。注意点も合わせて解説しているので、ぜひご確認ください。

加盟金・契約金

フランチャイザーが支払う、代表的な初期費用の1つ。開業に必要な技術やノウハウの提供、開業のサポートなどの対価として払います。ですが、一部のフランチャイズでは教育費・研修費が別で徴収されることも…。加盟金に含まれる費用の詳細を、しっかり確認しておくようにしましょう。

また、加盟金・契約金は返還されないのが一般的です。一度支払ってしまうと戻ってきませんので、よく検討してから支払うようにしてくださいね。

保証金

フランチャイザーの債務不履行に備えて、事前に本部に支払っておく預り金のことです。フランチャイザーがロイヤリティを支払わなかった場合、本部はこの保証金から相当額を回収することができます。不動産を借りる時の敷金のようなもの、と言うとイメージしやすいかもしれません。

保証金は契約終了時に返還されます。一部の保証金を債務不履行の回収に充てた場合も残額が返還されるので、覚えておきましょう。念のため、契約前に保証金が返還されるタイミングや返還方法を確認しておくのがおすすめです。

ロイヤリティ

フランチャイズ本部の商標を利用する、経営についてアドバイスしてもらうなど、開業後のサポートに対する費用のこと。契約期間中は毎月継続して支払います。また、システム利用料や広告分担金などが加算されることも。

ロイヤリティは独立成功のカギを握る、重要なポイントです。ハウスクリーニングフランチャイズのロイヤリティは月額3~15万円と幅広く、ランニングコストに大きな差があります。毎月のロイヤリティの負担をしっかりと考慮して、FCを選ぶようにしましょう。

そのほか、任意または不定期に支払うもの

集客のための指導・サポート・研修費用、会計事務の代行費用、車両のリース料、必要な資材・洗剤・備品の購入費用などが該当します。

金額は加盟するFCやフランチャイザーによって大きく異なるもの。資金不足といったトラブルが起きないように、契約前に必要資金の目安を確認しておくことが大切です。

申込金

FCによっては申し込みから加盟までの経費として、申込金を徴収されることがあります。契約が正式に決まれば、申込金を加盟金の一部に振り替えるのが一般的です。

しかし、申し込み後、契約に至らなかった場合の返還の有無はFCによってさまざま。返還トラブルを避けるためにも、申込金は安易に支払わないようにしましょう。

参考:『本部の選び方』日本フランチャイズチェーン協会

おすすめのハウスクリーニングFC3選
おそうじ革命
おそうじ革命 ロゴ
初期費用 213.8万円
ロイヤリティ 86,400円/月
ハウスコンシェルジュ
ハウスコンシェルジュ ロゴ
初期費用 197.4万円
ロイヤリティ 32,400円/月
おそうじ本舗
おそうじ本舗 ロゴ
初期費用 279.72万円
ロイヤリティ 86,400円/月

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