女性が成功しやすい独立業種とは

独立開業する際、女性ならではの市場や女性特有の気づきが活かせる業種があります。ここでは、女性が独立開業する際に成功しやすい業界を紹介。また、女性が独立開業を成功させるために、注意したい点や助成金についても調査しました。今後独立開業を考えている方・何を始めようか考えている方は必見です。

女性が独立開業して活躍できる業種

カウンセラー

どんなお仕事?

なにかとストレスの溜まりやすい現代社会。カウンセラーは心に抱えている悩みや問題を取り除いていく仕事です。精神障害、心身症などの精神疾患の予防や回復を目的としている臨床心理学などを用いたカウンセリングで悩める現代人をサポートします。

女性がやるメリットは?

平成28年の一般社団法人日本臨床心理士会のデータ(※)では臨床心理士の割合は男性22.2%、女性77.7%だったそうです。

患者さんも女性が多く、これは女性のほうが男性と比べて感情の機微に敏感で心に悩みをかかえやすい性質があるからだと考えられます。また、女性特有の悩みは男性には相談しづらいもの。カウンセラーが女性である方が肩の力を抜いて色々と話やすいという利点があり、女性カウンセラーの需要が高くなっているのでしょう。

※参考 平成 28 年(2016)年 4月 一般社団法人日本臨床心理士会:第 7 回「臨床心理士の動向調査」報 告 書[PDF]

どうやったらなれる?

カウンセラーは無資格でもなれます。ただし、カウンセラーを専門として活動している人は、何かしらの資格を取得しています。また、患者さんの信頼を得るには経験や実績だけでなく、やはり資格の有無も重要視されるでしょう。

日本臨床心理士資格認定協会のデータでは昭和63年から合格率が半数を下回ったことはありません。カウンセラーを志し、受験資格が満たされているのであれば挑戦してみる価値があるのではないでしょうか。

気をつけたいポイント

カウンセラーのメリットとして、店舗や病院をかまえる必要がなく自宅開業という選択ができ、比較的ローコストで開業できます。

反面、その参入のしやすさから競争率が高く、新規開拓が難しい職業だといえます。

そのため、開業するときは他と異なるアピールポイントと積極的な発信力が必要となるでしょう。

セラピスト

どんなお仕事?

心に問題を抱える人と対話を通して、改善を促していく仕事です。カウンセラーと混同されることが多い職業ですが、患者さんの話を聞くことを主としているカウンセリングに対して、セラピストのセラピーは積極的な対話によって症状に合わせた治療を実施します。

また、治療法は様々で一言にセラピストといえど、アロマセラピスト、スポーツセラピスト、フードセラピストなど多様なセラピーがあります。

女性がやるメリットは?

セラピーの利用者は女性中心であるため、女性セラピストのニーズが高い傾向があります。例えばアロマセラピーサロンを利用してみたいと考えている人は男性だと7%、女性は21%です(※2)。関心が女性ユーザーの方が多いことから、今後女性セラピストのニーズは増えていくことでしょう。

※参考2 J-Net21:アロマセラピーサロン市場調査データ

どうやったらなれる?

セラピストには国家資格がありません。資格の取得は民間が実施している資格試験を受けることになります。

資格取得の難易度はまちまちですが、例えばアロマセラピストの場合だと合格率は平均30%~40%程度。民間資格ですが、勉強をしないと取得は少し難しいかもしれません。

気をつけたいポイント

多種多様なセラピーがあるためカウンセラーよりも選択肢が広く、個性や強みを仕事に生かせます。

逆に言えば具体的な強みがなければ、顧客の信頼が得にくい職業といえるでしょう。また、人気のアロマセラピストなどを目指す場合は資格取得に向けた計画的な勉強が必要となります。

塾講師

どんなお仕事?

学生に対して勉強を教えるのが塾講師の仕事です。アルバイトのイメージが強い仕事ですが、スキルと経験次第では独立して個人塾を立ち上げるできます。

女性がやるメリットは?

塾講師は知識や頭の回転の良さだけでなく、ホスピタリティが求められる仕事です。特に塾は母親が通わせることがほとんどのため、女性が塾長を務めている個人塾は安心できるという声が多く、需要があるでしょう。

どうやったらなれる?

個人塾を自分で立ち上げる以外にも大手塾のフランチャイズで独立する選択もできます。

フランチャイズは起業経験がなくても大手塾からバックアップを受けられ、ネームバリューだけで一定の集客が望めるのが魅力です。

気をつけたいポイント

塾長としての運営が主な仕事となりますので、個人で開業するにしろフランチャイズを選択するにしろ、それなりのスキルと経験、実力が問われる職業です。

場合によっては複数の塾講師を雇い、管理していくスキルが必要になります。雇われの塾講師と比べると仕事量が多くなるでしょう。

ネイリスト

どんなお仕事?

ネイルに関する施術を行う職業です。ネイルアートから爪のお手入れまでネイルに関する多様なニーズに応えていく仕事となります。

ネイルアートも爪のお手入れも定期的に行う必要がありますので、リピーターにつながりやすく、ファンが増えれば他業種と比べて経営を軌道にのせやすい職業といえます。

女性がやるメリットは?

ネイルアートの顧客は女性が中心です。手に触れるお仕事のため、男性よりも女性が受け入れやすく、ネイリストのほとんどが女性。

どうやったらなれる?

ネイリストに資格は必要ありません。ネイルサロンを開こうと思えばいつでも開けます。道具さえあれば自宅で開業することもできるので、ネイルサロンを自宅で開いている人も少なくないようです。

しかし、独学で知識や技術を取得するのは難しいです。そのためネイリスト専門のスクールに通ったり、通信教育による学習が主流となっています。

気をつけたいポイント

比較的容易に開業できるので、競争相手が多く、新規開拓していくのが難しいのが特徴です。SNSを駆使したプロモーションや身近な友人、知人にアプローチして口コミを広めてもらうなど、地道な宣伝活動が必要となります。

IT系(プログラマー)

どんなお仕事?

クライアントから依頼を受け、システムなどのプログラミングを行う仕事です。

知識さえあればPCひとつで仕事ができるため、少ない出資ではじめられます。時間も比較的自由に仕える職業といえます。

女性がやるメリットは?

PCがあれば在宅で完遂できる業務のため、育児や家事をしながら仕事ができるのが魅力です。

仕事量のコントロールが比較的容易なのと、PC1台あればどこでも仕事ができるので、例えば「旅行をしながら合間に仕事をする」なんてこともできます。

どうやったらなれる?

特に資格は必要なく、PCとITに関する知識があれば独立できます。

低資本ではじめられ、案件によっては高い利益を得ることも可能です。

最近では外国人プログラマなども増えてきて競争率は高めですが、IT技術に興味がある人であれば十分に独立可能な職業といえるでしょう。

気をつけたいポイント

専門的な知識だけでなく、意外と人脈作りや差別化が重要な職業です。

プログラマーとして企業で働いていた経験があれば伝手を使うことも可能ですが、未経験からのスタートの場合、まずは勉強会やSNSのコミュニティーに参加し、同業の知り合いを増やすところからはじめた方が良いでしょう。

また、自分の得意分野を育成したり、ブログを運営して付加価値をアピールするなどしてオリジナリティを出していくことも大切です。

ハウスクリーニング

どんなお仕事?

一般家庭や店舗、企業のオフィスなどを対象に掃除を専門的に行う職業です。

例えば、フローリングをピカピカに磨く・換気扇のしつこい油汚れをさっぱり落とすなど、素人ではなかなか掃除できない箇所の清掃を行います。

女性がやるメリットは?

お掃除のプロとして働くため、女性の細やかな気配りはひとつの武器となるでしょう。また、家で行っている家事の延長線としてスキルを磨きやすいのもメリットです。

フランチャイズであれば、比較的少ない資金ではじめられる大手がビルクリーニングや賃貸物件の清掃を行いつつ、ついでに個人宅もやっているケースが多く、個人宅専門で行っている業者は少なめです。

どうやったらなれる?

少ない資金かつ無資格でも独立が可能で、未経験でも業界に参入しやすいです。

日々の生活で汚れとは一生付き合っていくもの。そのため、需要の高い職業と言えるでしょう。

ハウスクリーニングによる独立は、フランチャイズに頼る方法か自分の力だけで開業する方法があります。

気をつけたいポイント

集客力が重要となる職業です。ハウスクリーニング未経験であればフランチャイズで大手のブランド力を利用して集客するのもひとつの選択でしょう。

本部から広告が出されるため、自分で集客する手間が省け、その分ノウハウ・技術・商品の知識獲得に当てられます。

リラクゼーションサロン

どんなお仕事?

リラクゼーションサロンは癒やしを目的としたお店で、心身の緊張を解きほぐしてお客さんにリラックスしてもらうのが仕事です。

よくマッサージと混同されがちですが、マッサージは医療目的で国家資格が必要です。一方、リラクゼーションは資格がなくても施術ができるのが特徴で、マッサージとは全くの別物です。

また、一言でリラクゼーションといっても様々な種類があります。

女性がやるメリットは?

エステサロンだけでなく、アロマエステやリンパ流しのようにマッサージに近いこともリラクゼーションに含まれます。エステなどは女性ユーザがほとんどなので、女性が運営するリラクゼーションサロンは安心感を与えるでしょう。つまり、それなりの需要が期待できるのです。

どうやったらなれる?

民間資格はあるものの、基本的に資格がなくともはじめられます。

開業には自分で出資してオーナーになる、現在働いているお店で経験とお金を積んで独立する、働いているお店でそのままオーナーにさせてもらうなどの方法があります。

気をつけたいポイント

リラクゼーションサロンでの独立で大変なのは「集客」と「経営」です。

豊富な種類があり、お店の個性を出せるリラクゼーションサロン。反面、方向性を定めてユーザーに発信していくのが難しい職業でもあります。ユーザーが求めているサービスの種類、コース、プランをよくリサーチするの大事になるでしょう。

結婚・恋愛相談

どんなお仕事?

結婚や恋愛をテーマに人と人を結んでいくお仕事です。少子高齢化で結婚適齢期の男女は減少傾向にありますが、結婚ビジネスはまだまだ盛り上がりをみせています。これは恋愛に消極的な人の増加、近所の人との付き合いが希薄になってお見合いの世話役がいないなどが原因。「婚活」という言葉もすっかり定着し、ユーザーの結婚相談サービスに対するハードルは下がりつつあります。

女性がやるメリットは?

結婚したいという気持ちに共感してサポートしていくのは女性ならではの感性が役に立つでしょう。

また、パソコンやスマホ、タブレットがあれば仕事ができ、仕入れなどでお金がかかることがないので、低予算からはじめられます。

どうやったらなれる?

結婚カウンセラーなどに資格は必要なく、自宅で開業できます。開業に必要な準備期間も短く、最短1ヶ月で開業が可能です。集客もブログやSNSを活用すれば初期の広告予算を抑えられます。

気をつけたいポイント

結婚相談所の開業には資格がいらず、比較的初期投資のお金を抑えて、簡単に開業できます。

しかし、相談所にかんして何の知識やノウハウを知らずに開業しても上手くはいかないでしょう。相談の受け方から経営の仕方までスキルに不安がある場合は、フランチャイズで教わりながらやってみるというのもひとつの選択です。

女性が独立するうえで、気をつけたいポイント

マーケティングを考える

無計画になんとなく独立しようとしても、時間とお金を消費するだけで上手くいかないでしょう。まずはキチンとマーケティングをすること。マーケティング専門のコンサルタントの本で勉強したり起業系の支援セミナーに行くなどして、あなたの夢を具体化していきましょう。

いつまでも準備段階にいない

ノウハウや知識を身につけ、起業セミナーなどで勉強をし、器材や事務所の用意もしたのに、ホームページの文章が決まっていないなど些細な理由で止まっていませんか?

独立起業では行動しながら修正していくのが大事です。全てが完成しなければ、行動してはいけないというわけではありません。不具合は動きながらでも直せます。もし、まだ動けないでいるのなら勇気をもって一歩踏み出してみましょう。

起業してから1,2年は不安定を覚悟する

起業をして最初から成功するのは稀なケースです。大抵の場合は収入が不安定になりがち。数年は不安定でも続けていける資金があるか確認しましょう。資金難ならば他の仕事をする必要があるかもしれません。

女性の独立に資格は必要?

資格がなければできない職業もあります。しかし、独立するのに資格が絶対に必要というわけではありません。ここまでご紹介してきたとおり、資格がなくても始められる職業はたくさんあります。

資格を取得することは悪いことではありませんが、多くの時間を費やして受かるかどうか分からない試験勉強をするよりも、実際に動いてみて経験を積みながら資格を目指した方が効率的なこともあります。独立開業するにあたってその資格は本当に必要か否か、しっかり考えましょう。

女性の独立を支援する助成金は?

女性の独立開業時に活用できる助成金を紹介します。

女性・若者/シニア起業家支援資金

日本政策金融公庫で募集している融資です。返済義務がありますが、事業開始から概ね7年以内の女性を支援してくれます。融資限度額は7200万円で、中小企業者が対象のため金利が低いのが特徴です。

若手・女性リーダー応援プログラム助成事業

中小企業振興公社の助成金です。主に都内の商店街で女性が起業する際の支援を行い、店舗の新装、改装・設備導入などに必要な経費の一部を助成してくれます。限度額は最大730万で、都内商店街で開業予定の実店舗を持たない女性または39歳以下の若手男性が対象です。

創業補助金

中小企業庁からの補助金で、創業に要する経費の一部を助成してくれます。助成額は経費の1/2までが補助率となり、50万円以上100万円以内(外部資金調達なし)50万円以上200万円以内(外部資金調達あり)となっています。

もし金融機関からお金を借りずに、250万円を経費で使った場合は、250万円×補助率(1/2)=125万円となります。しかし、金融機関から借りない場合の補助金額上限100万円を越えてしまうので、全額は受け取れず100万円となります。

女性が自宅で開業するリスクとは

独立希望者の方には自宅で開業に魅力を感じている方もいるでしょう。テナント賃料がかからず低資本でできますが、リスクもあります。

例えば、自宅を店舗として集客する場合、テナントと比べて看板などの広告が打ちづらい・利便性が悪く集客しづらくなってしまう可能性があります。また、不特定多数の人間を自宅に招くというのはセキュリティー面の不安が残るでしょう。

ほかにも自宅でやる仕事は外で作業をするよりも効率が落ちてしまいます。これは人間の心理的にリラックスできる環境では集中が切れやすくなってしまうのが原因で、よほどスイッチの切り替えが上手い人でない限り自宅で作業するのはおすすめできません。

どこで開業するかはさまざまなリスクとコストとの兼ね合いを見ながら、よく考慮して決めましょう。

リスクを最小限に女性が独立開業するポイント

女性がなるべく安心して独立開業するためのポイントは3つです。

1.ひとりでできないことを無理にしない

独立開業だからといって、何でも一人でやらなければならないわけではありません。肩の力を抜いて、周りに協力者がいないか、分からないことを教えてくれる専門家やセミナーがないか探してみましょう。独立開業でまず大事なのはマーケティングです。広い視野を持って計画的にいきましょう。

2.資格がかならず必要というわけではない

独立開業に資格は必ずしも必要なものではありません。もちろん、あった方が顧客の信頼を得やすくなるでしょう。しかし、資格だけ持っていて実力が伴っていなければ、あなたのファンが増えることはありません。まずはどんな形であれ自分の力をつけてから、付加価値として資格を取得するのが良いでしょう。

3.自宅以外で開業が安心

セキュリティ面やメンタル面を考慮すると、自宅よりもテナントや事務所を用意して仕事をする方が結果的に安心して仕事ができます。

ただし、店舗には維持費がかかります。コストを考えながら、良い店舗物件がないか探してみましょう。

3つをクリアできるのはフランチャイズ

これら3つのポイントを重視して独立開業を目指しましょう。他者からの協力、専門的な知識の習得、店舗経営、これらをいっぺんにクリアするのにフランチャイズという選択もあります。フランチャイズであれば、分からないことはプロが教えてくれ、資格がなくてもネームバリューによって顧客からの信頼を得られます。店舗を用意してくれたり、店舗がなくとも開業できる業種もあるので、自宅での開業を気にする必要もありません。自分のライフスタイルに合った選択をしましょう。

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