安定しているフランチャイズ業種と本部の特徴

フランチャイズに加盟するうえで一番気になるのは「収入が安定するかどうか」でしょう。ここでは、フランチャイズが実際に儲かるのか・安定したフランチャイズ点の特徴はどこかを紹介しています。

安定したフランチャイズ経営ができるポイント

開業するエリアを見定める

出店エリアの決められ方

出店エリアは、フランチャイズ経営を成功させるための重要なポイントです。一般的なフランチャイズ契約では、出店する地域の候補地が決まってから契約が行われます。

この他にエリアエントリー契約と呼ばれる契約形態も存在しています。出店する物件が未確定のときに、先に自分が対象としたいエリアでの営業権利を購入する契約です。

またフランチャイザーによっては出店エリアを限定しないで、加盟を募集していることもあります。このようなフランチャイザーならば、地域に縛られることなく自分の努力で事業の幅を広げていくことが可能です。

業種によっておすすめ出店エリアが異なる

開業する場所は業種によって慎重に選びましょう。マッサージ店、学習塾など直接来店を求める業種ならば、当然駅前のほうが有利になります。しかし、来店が期待できる分、固定費が上昇することは覚悟しておかなければなりません。

店舗を持たないのも手

固定費を最小限に抑えたい場合は、店舗を持たない開業方法もあります。出張サービスであるハウスクリーニングは店舗を持たずに開業可能です。また自宅などでできるオンライン英会話講師、占い師も店舗を持つ必要はないと言えるでしょう。このように『独立=実店舗を持つ』の図式が必ずしも成り立つわけではないことは理解しておきましょう。

土地代が高いエリアで開業したい場合は、店舗をなくし、出張サービスのある業種を選ぶのもひとつの手です。

景気に左右されない業種にする

フランチャイズは近年拡大傾向にあり、多数の業界がフランチャイズ展開に積極的に参加しています。自分がやりたい業界もフランチャイズに加盟しているかもしれません。しかし、業界の景気は常に移り変わってゆくものです。今、流行っているから5,10年後も大丈夫だとは限りません。フランチャイズに加盟するときは10年先を見据えて慎重に選びましょう。

景気に左右されない業種とは

景気に左右されにくい業種は、マッサージ業、葬儀社などがその一例です。緊急性が高いサービスやいつまでも必要とされる仕事であれば、景気の影響を大きく受けずに済むでしょう。反対に景気の影響を受けやすいのが娯楽サービスです。居酒屋、ラーメン屋といった飲食業界はとくに景気の影響を受けやすいと言えます。ランチ価格はそのときのサラリーマンの収入状況を顕著に表している指標ではないでしょうか。また飲食業は仕入れ値が景気の影響を大きく受けることを理解しておかなければなりません。

いつまでも必要とされる業種なのか、それとも今だけ流行っている業種なのかをしっかりと見定めましょう。

ニーズが安定している業種にする

需要(ニーズ)が常に一定ある業界をしっかり見極めないと後悔することになります。たとえば少子化が顕著に進んでいる地域で、学習塾を開いても生徒は集まりませんよね。特に子どもを相手にした事業は子どもが成長したあとのことを考えなければなりません。常に子どもがいる地域なのか下調べをしっかりしましょう。業界が下火になっているところにあえて飛び込む必要もありません。長期的に安定して稼ぎ続けることができる業界を探しましょう。

このご時世に需要が安定しているものは、水道や電気などのインフラ系、食料系、介護系などが当てはまります。高齢化が進むため、弁当宅配サービスやハウスクリーニングなど介護が必要な方向けのサービスも需要が高まるでしょう。

フランチャイズ加盟店の撤退率が低いフランチャイズ本部を選ぶ

安定したフランチャイズ経営をしたいなら、当然成功しているオーナーが多い業界を選ぶといいでしょう。見極め方としては撤退しているオーナーがどれほどいるかを知ることです。成功する確率が低いと撤退数が多くなります。このとき撤退数ではなく、撤退率でみたほうが確実な数字となります。

加盟店オーナーが楽しそうに働いているフランチャイズ本部を選ぶ

コンビニはフランチャイズ展開している業界としては知名度が高いです。しかし、求人を出しても全然人が集まらないで、オーナーが店に出ずっぱりとなっているなんて話もよく聞きますよね。そんな状況を楽しんでいるオーナーもいますが、苦しい思いをしているオーナーもいるかもしれません。このことからフランチャイズとして働いているオーナーが楽しそうに働いているかを知るのも重要です。可能ならば、自分に合っているかも含めて一度そのサービスや店舗を利用してみるといいでしょう。

また複数店舗運営しているオーナーがいればその業界は安定の可能性ありと考えられるでしょう。コンビニ経営は1店舗では赤字だけど、2店舗目以降で黒字化が大きくなるといったこともあるので経営手腕があれば、将来的に複数店舗をもって経営することも可能。そうなればより多くの収入が期待できるでしょう。

安定しているフランチャイズ業種

安定している業種はさまざまな特徴があります。ここでは、それらの特徴を持っている業種を紹介します。

高齢者向け弁当宅配サービス

高齢者の一人暮らしが増えており、ひとりでご飯を作るひとが少なくなってきたため、需要が増えてきています。

マスメディアの報道で多く取り上げられる高齢化社会の問題は深刻ですよね。ですが、この状況をしっかりと分析し高齢者が何を求めているか(ニーズ)を把握できれば、事業を立ち上げて成功できます。

今求められているのは宅配弁当事業。高齢化が進んでいても、一昔前と比べると元気な方がほとんどです。寝たきりでつきっきりの介護が必要というわけではなく、自炊や買い物などの家事が困難となっている高齢者に対して栄養バランスのとれた弁当を宅配するのがお仕事です。さらに高齢者が突然減ってしまうことも考えにくいので、安定している業界と見ることができるでしょう。

介護

高齢者が増えているということは、介護=デイサービスの需要も増えてきているということです。2015年の4月より介護保険制度が改正されて、10人定員のデイサービスは自由に出店ができなくなりました。このため参入条件を満たせば、競合事業者が少ない業界で安定して経営ができる可能性が出てきます。ただし、法律の改正によって要支援者の獲得がしづらくなり、売り上げが減少する可能性も含んでいます。

デイサービスのフランチャイズ加盟店を募集する本部は多く、事業内容や開業資金などさまざまなので、選択肢が広い業界でもあると言えるでしょう。

整体・医療マッサージ

整体マッサージは老若男女を問わず需要がある業界と言えるでしょう。

IT化が進み、パソコンを使わない仕事などほとんどなくなっているのが現代社会の特徴です。パソコンに長時間向かうことが多くなり、若い人でも肩コリや腰痛に悩むようになっています。身体の節々に不調が出てくる高齢者だけでなく、若い人も見込み客となるのでニーズが増加している業界です。

クリーニング

ハウスクリーニングの需要も近年増加傾向にあります。自宅の掃除を業者に依頼することが世間に知れ渡ってきたおかげで、認知度が上がって需要が増えているのです。普通の掃除では落とせないような汚れを特殊な洗剤を使用して落とせるため、一般家庭の消費者からも好評を得ています。

世間の流れとして、女性が結婚後も継続して働くことから、家庭の業務を外部委託するのにも抵抗がなくなってきているようです。今後もこの業界の需要は一定数期待が持てるでしょう。

実際のところフランチャイズは安定するのか

フランチャイズ開業は本当に安定するのかをマイナビが行ったアンケート()を通して紹介します。開業歴5年以上のオーナー40人を対象に行っています。

毎月黒字が安定してきた時期は?

開業歴5年以上のオーナーを対象に行ったこのアンケートの結果では、40人のうち30人が開業から3年で単月黒字化になったと回答しています。単月黒字とはその月の売り上げが支出を上回っている状態のことを指します。単月黒字が続けばキャッシュフローがプラスになっているので、経営形態として健全化できていると言えます。

しかし、現実は厳しく5年より後と答えた人が1人、まだ実現していないというオーナーも存在していることを忘れてはなりません。それでも中には2か月や半年で単月黒字化に成功したオーナーもいます。このことから黒字状態化はオーナーや業種によって大きな差がでることを理解しておきましょう。

累積黒字を実現した時期は?

累積黒字とは、開業で投資した金額よりも、通算の収益が上回ることを言います。累積黒字化する=投資金を回収完了したという意味です。累積黒字の一般的な目安とされる開業から5年以内に回収が完了したオーナーは27人、開業から3年以内に完了したのが20人という結果になっています。この状態になれば、収益分が手元に残ることになるので、経営はだいぶ楽になるでしょう。

累積黒字化するまでの期間もオーナーによって差が当然あります。中には1年以内に回収を完了した人も。反対に累積黒字をまだ実現していないオーナーもいますが、この数は単月黒字化できていないオーナーと同数います。このことから投資回収は3~5年の期間を基準に考えて中長期的な期間で事業を考えたほうがよいことが分かります。

黒字を安定させるには「お金を上手に活かす」ことが必要

売り上げに対しての支出を調整することが黒字安定にはかかせません。しかし、事業に必要な経費を削っては仕事がなくなってしまう可能性もあります。必要なもの・不要なものをしっかりと判断して、金銭の管理をしましょう。

借り入れがあっても黒字化はできる

事業開始時に借入金額を少なくすれば、月々の返済がなくなるので黒字化はしやすくなるはずです。しかしアンケートの結果を見ると、黒字化できていないオーナーの半数近くは借り入れをしていません。

黒字化できていない原因は、お金の活かし方です。このことは開業時に300万円以上借り入れをした人の方が、開業から3年以内に単月の黒字化を達成していることから分かります。初期投資の段階からお金をかけ売り上げのために投資をした人のほうが、安定の経営につながっているのです。たとえ借り入れをしたとしてもそれ以上の収入があれば収益はプラスになります。手元にあるお金をただ残しておくのではなく、将来に対して投資したお金を活かすことが大切と言えるでしょう。

※参考:マイナビ独立:フランチャイズって儲かるの!?開業歴5年以上のベテランフランチャイズオーナー40人に聞いた「経営」と「収入」の実態とは?

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