自営業とフランチャイズ、起業する時の違いとは?

起業をする場合、自営業とフランチャイズという2つの方法があります。

それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがありますので、しっかり把握した上で起業しましょう。

自営業には「個人事業主」と「法人」がある

自営業には「個人事業主」として開業する方法と「法人」として開業する2つの方法があります。

個人事業主としての自営業

個人事業主として開業する場合は、税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」と「青色申告承認申請書」を提出するだけで完了です。

個人事業主は経費に認められる範囲が法人に比べ狭く、経理などは個人の確定申告により行います。

また、生命保険を経費に組み込むことはできず、社員が5人未満の場合は社会保険の会社負担分はありません。

そして、赤字の繰り越し年数は3年になっており、銀行などの金融機関からの信頼は法人に比べて低いです。

法人としての自営業

法人として起業する場合は「登記申請書類」と「定款(ていかん)」を作成し、公証役場で承認申請を行ってから法務省にそれらの書類を提出・申請しますので、ある程度時間がかかります。

個人事業主に比べて経費として認められる範囲は広く、生命保険も経費に含まれます。社会保険につきましては、会社の負担分が発生します。

また、決算の際は「法人決算書」を作成して申告しますが、税理士が必要になることも。赤字の繰り越し年数は9年です。事業を廃止する際には解散登記や広告が必要で、個人事業主に比べて手続きが複雑であるという特徴があります。

法人にて起業しますと、何の事業を行っていない場合でも年間30万円程度のコストがかかってしまいます。

節税したり、補助金などの制度を活用したりするのを考慮しても、法人で起業するメリットが大きいケースは年商800万~1000万円を超える場合です。

自営業のメリットとデメリット

自営業の場合、得た利益が事業主の手元にそのまま入ることが最大のメリットでしょう。さらに、様々な控除を受けることが可能なので税金や費用をある程度、抑えることができます。

デメリットとしては、事前リサーチや経営に関するノウハウ獲得などを自分で全て行わなければならず、経営が軌道に乗るまで時間や手間がかかってしまうという点があげられます。

さらに赤字が出てしまった場合、全て事業主が負わなければならないというリスクがあります。

フランチャイズの方が起業しやすい

フランチャイズは本部(フランチャイザー)と契約して加盟店(フランチャイジー)となり、経営を行っていくスタイルです。事前にどのフランチャイズで起業するかをリサーチして、本部と契約を結びます。契約時には加盟金が必要です。それから開業、経営を行います。

本部から商標マークや経営のノウハウ、経営の運営に当たり必要な情報やシステム、売れ筋のメニューや商品が提供されますので、自営業で起業するよりもスムーズに進められるでしょう。

フランチャイズのメリット

起業経験がなくても始めやすい

本部から経営ノウハウや企業戦略を教えてもらえますし、売れ筋の商品を卸してもらうことも可能です。そのため、経験のない方も起業しやすいというメリットがあります。

知名度がある

フランチャイズ店の多くは知名度やブランド力があることから、集客しやすいのが特徴です。名前を見るだけでどんな商品を売っているかわかるので、広告や宣伝にお金をかけずに済みます。

フランチャイズのデメリット

売り上げが低い場合もある

本部の経営ノウハウを活用しても、立地や経営方法により売り上げが予想していたよりも上がらないことがあります。

初期費用やロイヤリティが高い

契約の際に必要な加盟金などの初期費用や毎月のロイヤリティが高く、手元に利益がほとんど残らないということもあります。

中途解約ができないことがある

自営業のように経営がうまくいかなかったからといって、すぐにやめることができません。中途解約をするとペナルティとして、違約金を払わなければならない場合もあります。

このように自営業とフランチャイズには、同じ起業でも大きな違いがあります。それをよく理解した上で、自分に合った方法を選択して成功を目指しましょう。

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