夫婦で始めるフランチャイズ

夫婦で開業しやすい業種として、どのような事業を思い浮かべるでしょうか。独立開業には、フランチャイズや個人経営、業務委託などの方法を選択できるのがポイントです。ここでは選べる仕事の中で、仕事のパートナーが夫婦であることを活かしやすいビジネスを紹介します。

夫婦で独立開業できる職業

夫婦での開業を検討する際には、さまざまな業種が候補に挙げられます。関心のある分野に個人差はありますが、夫婦で開業しやすい事業をピックアップしました。

ハウスクリーニング

依頼者の自宅に出向いて清掃作業をするサービス業です。専門業者によるハウスクリーニングは、社会的に認知されニーズが高まっています。共働き世帯や高齢者世帯の増加など、社会の変化も影響し、需要が伸びている業種です。成長分野のため人手不足となっており、開業する業種を迷っているなら検討すべきでしょう。

ハウスクリーニング業は自宅を事務所代わりにできるうえ、他の業種でのフランチャイズ開業に比べると初期投資にかかる費用も抑えられるのがメリットです。低コスト・低リスクのハウスクリーニングは、独立開業を考えている夫婦も始めやすいと言えます。

特に女性のお客様からは、女性スタッフや女性オーナーがいると安心感を持たれるでしょう。体力的にきついときは夫にサポートしてもらうなど、夫婦で協力して上手く役割分担をすれば仕事が捗るはずです。

結婚相談所

結婚相談所の仕事は、会員の方々のお相手を探し、交際と成婚のお手伝いをすることです。結婚相談所は自宅開業で始められますし、開業するための投資も少なくリスクも抑えられます。

結婚のアドバイスをする結婚相談所は、夫婦での開業に向いています。多くの場合は未婚者からのアドバイスよりも、既婚者からのアドバイスのほうが信頼感や説得力があるはずです。体力的な負担が少ないため、年配のご夫婦にも取り組みやすいというメリットもあります。

時間や場所にとらわれずに仕事ができるため副業も可能であり、家庭との両立もしやすい仕事と言えるでしょう。ただし、他人の人生に深く関わることになるため、簡単な仕事ではなく責任重大です。夫婦で協力しながら、相談者に寄り添ったサポートができれば、成功する可能性が高まるでしょう。

コンビニエンスストア

世の中にコンビニが浸透して大手コンビニチェーンが全国展開するなかで、家族経営のコンビニも増えています。コンビニのフランチャイズ経営は、夫婦で開業する際の定番のひとつになりました。夫婦経営でも収益が順調に伸びれば事業を拡大し、複数店舗を経営することが可能です。

営業時間の長いコンビニは夫婦で開業したほうが、人件費を節約できます。24時間営業のコンビニを経営するには、人件費や従業員の確保などを考えると家族の協力は心強いでしょう。

気を付けるべき点として、コンビニ経営はまとまった額の初期投資が必要です。初期投資や運営に費用がかかるため、リスクの高い事業となります。知名度のある大手コンビニでも、競合が多かったり立地が悪かったりすると、集客が安定しないというリスクは避けられません。

高齢者向け弁当の宅配

高齢化が進む日本では高齢者向けビジネスが成長分野ですが、そのひとつに弁当宅配サービスがあります。高齢者向けの栄養バランスの良い弁当を、買い物や調理の負担を感じている高齢者に届けるサービスです。会員数が伸びれば、収益を期待できるビジネスとなるでしょう。

調理済みの食材を盛り付けて配達するタイプの事業であれば、自宅の小さなスペースを利用できます。あまり開業資金を必要としません。弁当の盛り付けを妻がして、配達を夫がするなど、役割分担をしながら、夫婦で効率よく仕事ができます。

同じ弁当宅配サービスでも、運営会社によっては厨房機器や備品の購入、宅配用バイクのレンタルなどが条件になるのが特徴です。運営会社によって、仕事内容や必要とする開業資金などが異なります。

パン屋

パン屋になることが夢で、夫婦で店を開きたいと考えている方は多いようです。パン屋を開くには、パン作りの能力と店舗経営の能力が必要になります。両方持ち合わせている方で開業資金や店舗スペースの確保など準備ができていれば、個人で開業することも夢ではないでしょう。どれだけ店を繁盛させるかは、自分たちの力量次第です。

パン作りはできるが経営のノウハウが分からない方なら、フランチャイズに加盟するという方法もあります。ロイヤリティの支払は必要になりますが、経営ノウハウを持たない方には心強いでしょう。材料の仕入れや集客など、開業に必要なさまざまなものを用意してもらえるのがフランチャイズの魅力です。

パン作りの技術を学べるため、夢であったパン屋の開業を短期間で実現できるかもしれません。

カフェ

夫婦でカフェを開きたいという方も多くいます。カフェであれば働く時間や営業時間などに比較的ゆとりがあり、家庭での時間にも余裕ができやすいというのが利点です。反面、カフェ業態は経営が難しいことで知られています。カフェで提供する商品の単価は低く、たくさんのお客様に来店してもらわないと、商売が成り立ちません。

個人経営だけではリスクが大きいため、未経験者の場合はフランチャイズ加盟を検討するのがおすすめです。ネームバリューやノウハウのあるフランチャイズに加盟したほうが集客しやすいため、事業の成功確率が高まるでしょう。

ネット通販

インターネット環境やシステムを用意できれば、ネットショップを利用して自分たちの好きな商品や手作りのものを販売できます。開業方法はオリジナルのネットショップを開くか、フランチャイズ加盟店としてネットモールに出品するかのどちらかです。

技術があれば、自分たちでシステムを構築することも可能ですが、予想以上に手間や時間がかかる可能性があります。通販サイトを購入するという方法もありますが、本格的な通販サイトは初期費用だけで百万円程度かかることもあるでしょう。フランチャイズ加盟なら、ブランドイメージやシステムを利用でき、ノウハウも学べます。

ネット通販の運営なら、機材や梱包材などの開業資金はあまりかからず、時間的な余裕もできるかもしれません。ただし、運営者としての最低限の準備や心構えは必要です。パソコンやインターネット環境のほか、固定電話やFAX、携帯電話なども用意しましょう。商品によっては、販売できないものや許可が必要なものがありますので、事前にしっかりと確認してください。

業務委託のホテル支配人

低価格帯のホテルであれば、支配人を夫婦で募集していることがあります。支配人がホテルを所有する本部から集客や管理を委託され、売り上げに応じたインセンティブ報酬を受け取るという契約がほとんどです。

ホテル支配人は時間拘束が長くなりがちで、宿泊客や緊急時の対応などがあり楽な仕事ではありません。責任のある立場のため、売り上げを増やせば収入を期待できるでしょう。

夫婦で開業をするメリット

経営や仕事のことを本音で話せる

経営者は、時に孤独を感じることがあるかもしれません。仕事のことを理解したうえで、本音で話し合える夫婦は、良きビジネスパートナーにもなれます。どのような時も協力してくれる夫婦がビジネスパートナーであれば、安心でき心強いことでしょう。

フランチャイズに加盟していれば、本部に相談したり、加盟店の仲間と意見交換したりすることも可能です。信頼できる良き理解者が共同経営者になることは、夫婦で開業する大きなメリットになります。

素早い対応ができる

開業を一緒に決めた夫婦であれば、意見が一致しやすいはずです。価値観や判断基準が似ている夫婦であれば、緊急時の対応でも意見の食い違いは少なくなるでしょう。仕事の時も、家庭生活でも一緒に時間を過ごす夫婦は、意思の疎通がスムーズになります。意見が割れた時でも、話し合う時間を確保しやすいというのは、夫婦で開業する大きなメリットです。夫婦でじっくりと話し合ったのであれば、お互いに納得した対応ができるでしょう。

家族の結束力が強まる

夫婦で開業すると顔を合わせる時間が増えるうえ、事業を成功するために家族の結束力が強まりやすくなります。夢あるいは生活するための仕事を一緒にしていれば、夫婦の絆も深まるでしょう。

夫婦で仕事のスケジュールを共有することで、家庭内の計画も立てやすく、家族との時間を大切にできます。子供や家族の行事がある時もお互いの仕事を把握しながら、スケジュールを調整できるので安心です。実際に、家族や子供との時間を増やしたくて夫婦で開業する方も少なくありません。

リストラや転勤などの心配がない

会社勤めをしていれば、事業不振を含め会社都合により解雇される心配があります。全国展開の企業では規模が大きいという安心感がある反面、希望しない転勤や異動などの辞令が出ることもあるでしょう。サラリーマンやOLは、自分だけでなく家族全体が会社方針に振り回されるケースもあります。

独立開業であれば、経営方針や仕事をする時間帯をある程度自分たちで決められます。事業を成功させるにはそれなりの犠牲が出ますが、不本意な労働を強いられるような意図しないストレスは少なくなるでしょう。

夫婦のうちどちらかが会社勤めを続けている限り、勤務時間や会社方針により家族が影響を受けてしまいます。夫婦で開業することで、会社から振り回されずに協力しながら働けるのがメリットです。

得意分野の仕事に集中できる

会社勤めをしていると、入社時には考えていなかったような、希望しない仕事に従事しなければならないことがあります。独立開業する時は、事業を理解したうえで自分たちの得意な業種で開業するはずです。経営方針や営業時間帯も、自分たちで決められます。

夫婦で飲食店を開業する時は、妻のほうが接客を得意にしているなら夫は調理を担当するというような役割分担も自然にできるでしょう。お互いの長所と短所を理解していれば、補い合いながら仕事を進められます。

人件費を節約できる

ハウスクリーニングやカフェ、弁当宅配などは一人での運営が難しくても、二人であれば運営しやすくなる事業です。開業する際に人件費が大きな負担になるので、夫婦二人で運営すれば経営が楽になります。コンビニ経営が人手不足の時は従業員を雇う必要がありますが、夫婦で始めたほうが人件費節約という点で有利です。

事業で利益を増やすには、売り上げを伸ばすとともに経費を節減する努力が不可欠となります。雇う人数を抑えることで、経費節減になるだけでなくアルバイト管理の負担がなくなるのがメリットです。少人数でできる事業では、夫婦二人だけで運営できたほうが黒字経営のハードルが低くなります。

夫婦で開業する際の注意点

事業に失敗すれば夫婦一緒に失業することになる

夫婦で開業した場合、事業に失敗すると夫婦ともに職を失います。事業を始める前に資金を蓄えておき、仕事が軌道に乗らないときの備えをしておきましょう。

会社員時代のような福利厚生がなくなる

会社員の場合は、社会保険のような福利厚生があります。会社負担で健康診断を受けたり、有給休暇を取得したりすることが可能です。特に大企業の正社員であれば、福利厚生は充実していることが多いでしょう。

独立開業すると、会社員のような福利厚生がありません。個人事業の場合、保険関係は自分で加入する必要があります。仕事を休むと収入が減るので、夫婦で病気になると一家の収入を確保できなくなるのがデメリットです。

夫婦間での責任転嫁をしないように心掛ける

共同経営なので、仕事に関する意見をお互いで話し合う必要はあります。その際、遠慮せずに意見を言い過ぎてしまうことがあるかもしれません。トラブルがあったときも、冷静になって話し合うことが大切です。

一緒にいる時間が長いだけに、必要以上に仕事の話を持ち出したり、家庭での愚痴ばかり言ったりしていてはお互いに気が休まりません。節度のある関係を保ちながら、仕事と家庭を両立させられるかも含めて開業を検討しましょう。時には息抜きのために、プライベートな時間を持つことも大切です。

フランチャイズ加盟での独立開業

フランチャイズに加盟すると、ブランド商標を利用する権利のほか開業や運営のノウハウ、取り扱う商材情報などの提供を受けられます。時世の流れで、個人経営だけで独立開業するよりも、ネームバリューやノウハウのあるフランチャイズに加盟したほうが事業成功の確率が高まっているのがポイントです。その対価として、加盟店は本部に対してロイヤリティを支払う必要があります。

口コミで集客できるような店舗であれば、フランチャイズに加盟しなくても繁盛するかもしれません。しかし、継続的に利益を出すためには仕事と経営のノウハウのほか、想像以上に体力や資金を必要とします。経験者でなければ事業経営は難しく、5年後、10年後の生存率は決して高くありません。

夫婦だけでは難しい開業を未経験者であっても可能にしてくれるのが、フランチャイズのメリットです。

夫婦で開業のまとめ

どのような業種にしろ、夫婦での開業は人生を左右する大きな決断です。入念なリサーチをしながら、夫婦でしっかりと相談するようにしてください。開業したいという想いだけでは、成功しないのが現実です。業界や市場などに関するあらゆることを調査し、利益が出ると確信してから行動に移しましょう。

夫婦経営を成功させるためには、何事も夫婦二人で相談しながら決めていくという姿勢も大切です。事業が成長していく段階でも、この気持ちを保ち続ければ仕事も家庭も良いほうに向かうでしょう。

そして未経験者が成功率を高めるには、目先の収益に拘り過ぎず、フランチャイズに加盟して確実な運営をするという選択もあります。

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